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2021年度イベント報告

2022/1/13 第7回キャリア説明会を開催しました
2021/12/16 第6回キャリア説明会を開催しました
2021/12/11 第9回学術講演会を開催しました
2021/11/16 第5回キャリア説明会を開催しました
2021/10/26 第4回キャリア説明会を開催しました
2021/7/24 グローバル地域文化学会講演会「歴史学の成果を現代世界の理解にどうつなげるか?」を開催しました
2021/7/2 第3回キャリア説明会を開催しました
2021/6/29 グローバル地域文化学会講演会「モスクワっ子は時代劇が好き?―ロシアにおける日本語教育と日本文化研究の実態」を開催しました
2021/6/11 第2回キャリア説明会を開催しました
2021/5/21 第1回キャリア説明会を開催しました

第7回キャリア説明会を開催しました

2022年1月13日(木)5・6講時、「グローバルキャリア・シリーズ」第7回キャリア説明会をTeamsで開催しました。 今回は「先輩に聞いてみよう!GR学部生の就活体験談」と題し、各種メーカー・マスコミ・金融・サービス・公共・コンサル 等さまざまな業種に内定している先輩方や大学院進学を決めた方にご自身の就職活動・大学院受検についてお話いただきました。 また、各講時の後半は個別相談の時間を設け、就職活動に向けての不安や疑問を直接先輩にぶつけることができました。

参加学生からは「GRならではの留学経験のお話が参考になった」「先輩方の経験談から就活時に気をつけるべきことを知ることができた」などの感想が寄せられ、充実したキャリア説明会となりました。

第6回キャリア説明会を開催しました

2021年12月16日(木)5講時、「グローバルキャリア・シリーズ」第6回キャリア説明会をZoomで開催しました。
今回は、NHK 大型企画開発センター デジタル開発ディレクターの髙田彩子氏をお招きし、ジャーナリストの仕事について、実際に携わってきた取材のエピソード等を絡めてお話しいただきました。
講師の髙田彩子氏は、NHKで数多くの海外取材とデジタル展開を続けています。今回のお話しの中に登場した、ミャンマープロジェクトは、日本国内の放送・ウェブで伝えられ、今年の10月に日本最高峰のジャーナリズム賞である「新聞協会賞」を受賞しました。このミャンマープロジェクトを中心に、日本と世界の情報に橋を架ける公共メディアの取り組みと、世界を舞台に働く社会人に必要な情報リテラシーについて、とても興味深いお話を聞くことができ大変有意義な時間となりました。

第9回グローバル地域文化学部・学術講演会「差別と偏見そして共生へ#心のバリアフリー化#心のグローバル化」を開催しました

オンライン講演会の様子

 2021年12月11日(土)15:00-18:00に、第9回同志社大学グローバル地域文化学会学術講演会として、「差別と偏見そして共生へ#心のバリアフリー化#心のグローバル化」というオンライン講演会を開催しました。
 コロナ禍を契機として、アジア人差別など世界中で「差別」がより目立つようになりました。海外での事例に注目しがちな、私たちグローバル地域文化学部生ですが、コロナ禍の今、日本の差別問題に目を向けるきっかけにしたいという思いから、この講演会は出発しました。

 差別や偏見は人の心の中から生まれるのではと思い、障がい者差別においても人種差別においても、排除しようとする根本的な心のメカニズムは同じだと考えました。そこで講演会では障がい者・人種の両カテゴリーに関する講師をお招きし、差別の実態について学び、共生の道筋を考える機会にすることを目的としました。
 当日は、高木俊介氏(精神科医・たかぎクリニック院長で重症精神障がい者に対する他職種チームによる訪問支援であるACT-Kを主宰)、中嶋涼子氏(車椅子インフルエンサーとしてメディア・SNS等で幅広く活動)、趙明浩氏(京都朝鮮中高級学校校長)の3名を講師としてお迎えし、それぞれ30分程度ご講演いただいた後、質疑応答、ディスカッション、ブレイクアウトルームでの懇親会を行いました。当日の参加者は85名程度でした。
 学外へも広く広報活動を行ったことで、当日は様々な視点からの質問が飛び交い、またディスカッションでは、講師の先生方、グローバル地域文化学部生、一般参加者を交えて、障がい者差別と外国人差別の共通点や関連性から共生について考えることができました。

 趙明浩氏のお話では「戦後75年の歴史を歩んできた在日朝鮮学校の過去・現在・未来」と題し、ご講演いただきました。共生という耳ざわりの良い言葉が時に、同化政策を推し進める際に用いられてしまうことに触れ、「制度などによる上からの差別是正ではなく、教育や社会による下からの差別是正が現実的。そしてそのためには、交流、学び、情報発信などを通して互いの理解を深める必要があり、その先に共生社会がある」と仰っていました。
 高木俊介氏のお話では「精神病院大国日本における精神障害者-作られた差別-」と題して、日本にある精神病院と精神障がい者についての歴史をご講演いただきました。高度経済成長の終わりには障害者の解放運動が行われましたが、精神障がいは20代から30代にかけて発症するために、同時期にはすでに親が高齢化しており引き取ることができずまた自らが声をあげることが困難であるために病院に閉じ込められている現状が続いていると仰っていました。精神病院がある限り、精神障がいにまつわる様々な問題を病院入院に委ねるということから、精神病院を無くす必要があるいうことを強調していらっしゃいました。
 中嶋涼子氏のお話では「心のバリアフリー∼一歩踏み出す勇気が人生を変える∼」と題して、日本・アメリカ両社会のバリアフリーについて、車椅子ユーザーである中嶋氏ご自身の体験に即してご講演いただきました。アメリカ留学ではご自身が車椅子ユーザーであることを忘れるほど、トイレや映画館等の設備、そして周囲のまなざしがバリアフリーであると感じたそうです。周囲から気を使われない「心のバリアフリー」と、設備が整っている「環境のバリアフリー」をもっと日本社会に広める必要があると仰っていました。
 
 どの講師の方も仰っていたキーワードは「知ることの大切さ」でした。差別や偏見は無知から生まれ、また差別・偏見を取り除くためには、相手を知ることが不可欠です。まずは、自分が目を背けている差別、社会的・政治的に隠されている差別に気づくこと。そして、自分の身近にある差別にしっかりと目を向け、相手をきちんと知り理解することが、形式だけでない本当の意味での「共生」への第一歩になるのではないでしょうか。

第5回キャリア説明会を開催しました

2021年11月16日(火)5講時、「グローバルキャリア・シリーズ」第5回キャリア説明会をZoomで開催しました。
今回は、京都大学森里海連環学教育ユニット 特定研究員の打田篤彦氏をお招きし、外部進学や大学院留学、研究活動と就職についてお話しいただきました。

【講師プロフィール】
2011年度、同志社大学心理学部に入学。宗教学に関心を抱き転部した神学部で学部後半を過ごし、京都大学人間・環境学研究科修士課程に進学(研究室の専門は社会・文化心理学)。博士後期課程へ進学後、1年間休学し英国ヨーク大学MA in Global and International Citizenship Educationを修了。復学後、2020年度に研究指導認定退学し、2021年度より現職。現在の主な研究主題は社会関係資本と物理環境との相互作用。

データを用いた具体的なお話しからざっくばらんな経験談まで充実の内容で、「大変勉強になった」「やるべきことがはっきりした」など、大学院進学を目指す参加者にとって大変有意義な時間となりました。

第4回キャリア説明会を開催しました

2021年10月26日(火)5講時、「グローバルキャリア・シリーズ」第4回キャリア説明会をZoomで開催しました。
今回は、四季株式会社の北原岳哉氏をお招きし、劇団四季の「経営スタッフ」についてお話いただきました。

【講演概要】
劇団四季で働く人、というとどんな人を想像するでしょうか。俳優や大道具、小道具、照明といった技術スタッフがテレビで特集されているのを見たことがあるかもしれません。一方で劇団四季には営業部・広報宣伝部・制作部・国際部など様々な部署から成る「経営スタッフ」と呼ばれる社員がいます。今回は普段スポットライトのあたらない「経営スタッフ」の仕事についてお話しいたします。

参加者からは「レアな企業の若手の社員さんから、リアルな声を直接聞くことができて嬉しかった。」「自身の進路についてはまだ定まっていないが、今後も様々な業種の方のお話を聞いて絞っていきたいと思った。」などエンターテインメント業界に興味がある学生や今後のキャリアを考える学生にとって、大変有意義な時間となりました。

グローバル地域文化学会講演会「歴史学の成果を現代世界の理解にどうつなげるか?」を開催しました

 2021年7月24日(土)13:30より、オンライン(Zoom)にて、「歴史学の成果を現代世界の理解にどうつなげるか?」をテーマにワークショップを開催した。
グローバル系学部ならではの歴史に関する学びのあり方を探ることが目的であった。

 主催者趣旨報告では、近年の大学歴史教育を取り巻く状況を踏まえ、グローバル系学部において目指すべき歴史教育とその実現に向けた活動としての本ワークショップの意義を説明した。
下記リンクで視聴可能。
https://youtu.be/-1iYzwKpSm8

 桃木至朗氏(大阪大学名誉教授)のゲスト講演は、「歴史学の成果を地域理解につなげる新しい入門書」と題し、東アジア諸国が直面する少子化や「圧縮された近代」の背景を、近世小農社会論や勤勉革命論といった歴史学の成果と関係づけて論じ、今後の課題を見通すというものであった。
現代のグローバルイシューに対する史的考察として恰好の題材であり、グローバル系学部で学ぶ歴史の好例を示した。
 
 本学部卒業生で現在国立台湾大学修士課程の洲脇聖哉氏の研究報告は、「『トゥキディデスの罠』に対する批判的考察」と題し、米中対立に関する国際政治学における議論に対し、数量的にアプローチする可能性を示した。

 最後に本学部4年次生有志が「アイヌ文化と漫画表現にみる相乗効果」、「始皇帝―リーダー像と軍事力と異民族の観点から―」、「現代中国における客家文化の創出―円形土楼をめぐる表象の比較をもとに―」といったテーマの卒論構想を発表し、ゲスト講師やオンライン参加の高校教員からアドバイスや質問を受けた。高校・大学の教育をつなぎ、グローバル系学部における歴史教育を考える貴重な機会となった。

第3回キャリア説明会を開催しました

2021年7月2日(金)4講時、「グローバルキャリア・シリーズ」第3回キャリア説明会をZoomで開催しました。
今回はグローバル地域文化学部の卒業生で、現在成田国際空港で航空管制官をされている尾関允崇氏をお招きし、航空管制官の仕事について本学部での学びと紐づけてお話いただきました。

参加者からは「現役の方のお話を直接聞くことができ、大変貴重な機会だった」「大学での学びがどのように生かされているのか、という点が参考になった」など航空関係の職種や国家公務員をめざす学生にとって、大変有意義な時間となりました。

グローバル地域文化学会講演会「モスクワっ子は時代劇が好き?―ロシアにおける日本語教育と日本文化研究の実態」を開催しました

 2021年6月29日(火)18:30-20:00に、Zoomによる講演会「モスクワっ子は時代劇が好き?―ロシアにおける日本語教育と日本文化研究の実態」を開催いたしました。

 モスクワの国立研究大学高等経済学院(HSE University)に勤務し、トレチャコフ美術館における日本映画の上映に長年携わってきたフィオードロワ・アナスタシア先生を講師に迎え、現代ロシアにおける日本語教育や日本文化研究の事情、日本映画の受容形体についてのお話を伺いました。「欧米文化ノ実況ヲ我国ニ知ラシムル」ことを強く願い、日本にシネマトグラフを輸入した京都の実業家、稲畑勝太郎の取り組みや、「我国民生活の真相を外国に紹介して、彼我国際的感情の融和に資せんとする」目的で設立された松竹キネマの歴史に触れながら、日本とロシアの文化交流史における映画の役割が多面的に論じられました。

 明治時代以前の日本を描く「時代劇」がソビエト・ロシアで優先的に紹介され、観客から絶大な人気を集めてきた背景には、様々な政治的・文化的な要因が関係していました。ソビエト・ロシアに限らず、ヨーロッパやアメリカの映画人は、欧米諸国の「現代」とは異なる時空間(ヨーロッパの中世、未来を描くSF映画など)を表現するにあたって、しばしば、日本の文化や伝統的な美学にインスパイヤされてきました。セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の『イワン雷帝』(1945年、1958年)や、アンドレイ・タルコフスキー監督の『惑星ソラリス』(1972年)、ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』シリーズ等は、そのよき例です。

 ロシアにおける日本映画の進出は、1920年代後半に始まり、1960年代以来、モスクワやサンクト・ペテルブルグで毎年開かれている「日本映画祭」や、トレチャコフ美術館での日本映画上映、大学における日本映画教育という形で現代に受け継がれています。冷戦時代、ソビエト・ロシアにおける日本映画の上映には、様々な支障がありました。1951年、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、日本映画が世界的に注目されるきっかけを作った黒澤明監督の『羅生門』(1950年)がソビエト・ロシアで公開されたのは、欧米諸国から15年もの遅れをとった1966年のことでした。こうした状況も現在は大きく変わりつつあります。2019年、山田洋次監督の国民的人気シリーズ映画『男はつらいよ』の記念すべき第50作『お帰り寅さん』は、日本で封切られた翌日にモスクワで公開され、満席続出の大反響となりました。モスクワの大学で日本映画史を勉強している学生たちの間でも、強い関心を集めているのは、戦後の日本社会を批判的に捉えようとする現代的な作品群です。

 Zoomでの講演会には、100名を超える方に参加いただき、質疑応答では、スターリン体制下のソビエトにおける映画作り、1950年代後半における「雪解け期」の到来、1980年代末の「ペレストロイカ」に伴う映画的題材とスタイルの変化、現代ロシアにおける映画アーカイブの活動にかかわる質問が出され、現代ロシアにおける日本映画やアニメ、漫画の人気をめぐる議論が展開されました。

 Zoomのチャット機能を用いたアンケート調査も実施され、ここで得られたデータをロシアの教育現場にも役立たせて行きたいとフィオードロワ先生は語っていました。

第2回キャリア説明会を開催しました

2021年6月11日(金)4講時、「グローバルキャリア・シリーズ」第2回キャリア説明会をZoomで開催しました。
今回はソニー株式会社 経営企画部門の担当部長 渡辺靖氏を講師にお招きし「グローバルに、自由に楽しく働くこと」と題して、国際企業に入社する意味合い・海外駐在・経営企画のお仕事・就職活動のノウハウ、さらにはSONYについてなど盛りだくさんなお話をしていただきました。

第1回キャリア説明会を開催しました

2021年5月21日(金)5講時、「グローバルキャリア・シリーズ」第1回キャリア説明会をZoomで開催しました。
今回はグローバル地域文化学部の卒業生、株式会社Value取締役の樋口麻美氏を講師にお招きして「グローバルキャリア奮闘記―日本と東南アジアをつなぐサービスを起業」と題し、ご自身の幼少期から学生時代の話、就職や起業についてお話いただきました。
年齢の近い先輩が講師とあって、当日はたくさんのご質問をいただき、盛況のうちに終了となりました。

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