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南北アメリカ地域 教員一覧

肥後本 芳男(ヒゴモト ヨシオ)

英語表記Yoshio HIGOMOTO
職名教授
主な担当科目グローバル地域文化入門、グローバル地域文化発展セミナーⅠ、Ⅱ、
グローバル地域文化専門セミナーⅠ、Ⅱ、卒業論文、
南北アメリカ地域文化の形成1(北アメリカの形成)、
南北アメリカの課題3(アメリカとシティズンシップ)、
英語関連科目
所属コース名アメリカコース
研究者情報研究者データベース「研究者情報」(オリジナルサイト)

学生へのメッセージ

 グローバル地域文化学部にようこそ!「青春」という言葉もポストモダンの現在ではいささか古臭く響きますが、受験の頃とは違い大学在学中は、本当の意味で勉学やさまざまな活動に主体的に専念できる貴重なときです。また人生において無限の可能性が感じられるころですし、君たちの「青春」を総括する4年間になることでしょう。早いうちに一生をかけてやってみたいことや知的な関心を見つけてください。信頼できる生涯の友にめぐり合う機会を大切にしたいものです。そのためには自分の狭い殻に閉じこもらず、外の世界に積極的に踏み出し異質な文化と接触することも必要です。皆さんが充実した大学生活を過ごせるように微力ながらできる限りサポートするつもりです。

プロフィール(経歴、趣味、等)

 広島生まれの広島育ちですが、20歳代の後半は米国東海岸のニューイングランドにあるブラウン大学で過ごしました。私が主に暮らしたロードアイランド州のプロヴィデンスは米国ではボストン、フィラデルフィアと並んで最古の町の一つです。風光明媚な入江に豪華なキャビン・クルーザーやヨットが多数接岸するニューポートも近くにあります。海岸線に沿って富豪の大邸宅が立ち並ぶ由緒ある避暑地として有名です。またロードアイランド州は、別名オーシャン・ステイトとも言われ、大西洋を臨む全米最小の州です。気候や文化は大きく違いますが広島市も瀬戸内特有の気候を持つのどかな港湾都市ですから、立地的には双方に共通する点も多かったように思います。帰国後は同志社大学に奉職し、現在に至っています。近年の京都の猛暑は私にはかなりつらく感じますし、日本海側を除き近くに青い海が開けていないのが残念です。ダメ虎と弱小市民球団のカープをこよなく愛しています。

研究内容

 専門はアメリカ史研究、特にアメリカ独立革命および建国期からアンテベラム期にかけての社会文化史です。「結局のところ独立革命を理解しなければ本当のアメリカはわからない」と、高名なブラウン大学の教授がしばしば口にされていたことをよく覚えています。ヨーロッパに比べ歴史が浅いといわれる合衆国ですが、アメリカ人に共通して見られる特有の考え方や歴史観は、アメリカ独立革命によってイギリスと袂を別ち新たな連邦共和国を形成する過程で生まれてきたものです。建国期に創造された「アメリカ人」の価値観や思考様式が現代の政治文化にも大きな影響を与え続けていることを考えれば、教授の主張があながち誇張ではなかったと改めて感じます。新学部に入学する学生には、目先の損得勘定や一時的な流行に踊らされることなく、地域に関する基礎知識を体系的に学びながら、バランスのとれた歴史観と複眼的な視野を養ってほしいと思います。

主要業績
  • 常松洋、肥後本芳男、中野耕太郎編『アメリカ合衆国の形成と政治文化』(昭和堂、2010年)
  • ゴードン・S・ウッド著(池田年穂、金井光太朗、肥後本芳男訳)
    『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』(慶応義塾大学出版会、2010年)
  • 「美徳の共和国とマーシー・ウォレンの『アメリカ革命史』」、金井光太朗編『アメリカの愛国心とアイデンティティ―自由の国の記憶・ジェンダー・人種』(彩流社、2009年)