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アジア・太平洋コース 教員

張 素娟(チョウ ソケン)

英語表記 Sujuan ZHANG
職名 准教授
研究者情報研究者データベース

学生へのメッセージ

 中国語は日本語と同じく魅力的な言語です。中国語を学ぶことで、コミュニケーションスキルを向上させるだけでなく、中国の歴史や文化に触れ、新しい視点を得ることができます。
 京都には中国語を母語とする外国人在住者や観光客が多くいます。中国語を学ぶことで、様々な素敵な交流が生まれ、言葉の壁を越えて心から心への意味深いコミュニケーションが築かれることを期待しています。
 新しい言語を学ぶ過程で、質問や疑問がたくさん出てくることでしょう。その時は、どんな些細なことでも気軽に質問してください。皆さんと一緒に学び、成長し、中国語の世界に笑顔で飛び込んでいきたいです。 

プロフィール(経歴、趣味、等)

 小学校3年生の時に初めて日本語に触れました。そのきっかけはアニメのテーマソングが日本語であったからで、その美しい言葉に深く感銘を受けました。その後、独学で五十音から学び、大学では日本語を専攻しました。大学二年生の時に、中国語を学ぶ日本人留学生と相互学習を通じて、お互いの母語を教え合う中で、言語教育の難しさと面白さに気づくことができました。この経験が自身の言語学への興味を一層深め、日本へ留学し、大学院で言語学関連の研究をすることに至りました。
 異なる文化の言語に対する理解を深める中で、言葉の表現の習慣は文化によって大きく異なる点に深い興味を抱いています。これを教育に応用し、学生たちが異なる文化背景を理解し、コミュニケーションの向上に寄与できる方法を模索しています。

研究内容

 現在は、中国語学および中国語教育の研究に従事しています。中国語学の分野では、主に現代中国語のモダリティ動詞に焦点を当て、同時に中国語教育においては、日本語を母語とする初中級中国語学習者の誤用分析や中上級学習者向けの効果的な教材や方法論の開発に取り組んでいます。

主要業績

  • ZHANG Sujuan, An Analysis and Teaching Strategies on Chinese Complement Errors Made by Elementary Japanese Learners, Proceedings of the 34th North American Conference on Chinese Linguistics:1-23頁、2023年11月。
  • 張素娟「“能”と“会”に見られる話し手の認識の相違について」、朝日出版社『現代中国語研究』第20期117-128頁、2018年10月。
  • 張素娟「“不能V”と“V不了”の相違について―主的能力と外的条件を表す場合中心に―」、朝日出版社『現代中国語研究』第19期99-108頁、2017年10月。
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