2013年度イベント報告
2014/03/26
妹尾隆一郎トリオ講演・演奏会『「ブルースの世界」-アメリカのブルース、日本のブルース-』を開催しました
グローバル地域文化学部大衆音楽研究会は、3月26日(水)に妹尾隆一郎トリオをお招きし、午後3時より同志社大学礼拝堂で上記タイトルの講演・演奏会を開催しました。妹尾隆一郎氏は日本を代表するブルース・ハーモニカ奏者として著名な音楽家であり、今回は双子のギター奏者、小竹直氏と小竹親氏を伴って、トリオでの演奏となりました。
講演はアメリカのブルースと日本のブルースの共通点と相違点について、アメリカでのブルース誕生の背景や歴史的展開に言及しながら解説した、具体的で興味深いものでした。後半の演奏ではT-ボーン・ウォーカーの名曲「コール・イット・ストーミー・マンデイ」を皮切りに、見事に息の合ったトリオ演奏と歌唱でブルースの世界を紹介されました。
当日は雨模様の天候にもかかわらず、会場には多くの聴衆が集まり、礼拝堂に響き渡るブルースの醍醐味を満喫しました。
講演はアメリカのブルースと日本のブルースの共通点と相違点について、アメリカでのブルース誕生の背景や歴史的展開に言及しながら解説した、具体的で興味深いものでした。後半の演奏ではT-ボーン・ウォーカーの名曲「コール・イット・ストーミー・マンデイ」を皮切りに、見事に息の合ったトリオ演奏と歌唱でブルースの世界を紹介されました。
当日は雨模様の天候にもかかわらず、会場には多くの聴衆が集まり、礼拝堂に響き渡るブルースの醍醐味を満喫しました。


2013/12/11
「東欧ユダヤ音楽クレズマーの夕べーシュテットルから世界へー」を開催しました
グローバル地域文化学部では12月11日、クレズマー楽団オルケステル・ドレイデルをお招きし、午後6時より同志社礼拝堂で上記の講演・演奏会を開催しました。オルケステル・ドレイデル代表の樋上千寿氏はユダヤ人画家シャガールの研究者でもあり、講演は東ヨーロッパのユダヤ人社会の生活、文化、風習について、豊富な写真とシャガールの作品を資料に用いて解説した、たいへん興味深いものでした。講演に続いて演奏会となり、クラリネット、アコーディオン、ドラムズという編成のオルケステル・ドレイデルによる見事な演奏によって、クレズマーの楽曲が数多く紹介されました。会場には同志社大学の学生や教職員に加え、市民の方々も大勢来集され、「ホメン・タシュン」や「ドナ・ドナ」などの曲では楽団と一緒に歌って楽しみました。重要文化財の同志社礼拝堂はコンサートの熱気に包まれ、講演・演奏会は予定時間を延長して素晴らしい収穫のうちに幕を閉じました。
2013/12/11
第1回グローバル地域文化学会 学術講演会「世界史教育と地域史教育」を開催しました
同志社大学グローバル地域文化学会は、大阪大学大学院文学研究科教授の桃木至朗氏をお招きし、第1回学術講演会「世界史教育と地域史教育」を2013年12月11日(水)午後3時から志高館にて開催しました。
桃木氏は、研究上の後継者育成しか頭にないような従来の大学教育を「右肩上がりの時代の発想」と鋭く批判す
るとともに、グローバル人材育成を謳う国際系・外国語系学部の多くが抱えている課題を指摘しながら、その解決に寄与しうる(将来の)市民のための世界史教育の構想を語りました。
桃木氏の講演後、本学部教員や学生だけでなく、高校教員や高校生、会社員といった幅広い参加者との間で活発な議論が交わされました。
桃木氏は、研究上の後継者育成しか頭にないような従来の大学教育を「右肩上がりの時代の発想」と鋭く批判す
るとともに、グローバル人材育成を謳う国際系・外国語系学部の多くが抱えている課題を指摘しながら、その解決に寄与しうる(将来の)市民のための世界史教育の構想を語りました。
桃木氏の講演後、本学部教員や学生だけでなく、高校教員や高校生、会社員といった幅広い参加者との間で活発な議論が交わされました。
2013/12/07
国際シンポジウム「インド人による反植民地主義の越境的軌跡ーヨーロッパと東アジアの経験ー」を開催しました
12月7日(土)、グローバル地域文化学部は、2つの科学研究費プロジェクトおよび同志社大学人文科学研究所との共催で国際シンポジウム「インド人による反植民地主義の越境的軌跡―ヨーロッパと東アジアの経験―」を良心館にて開催いたしました。日本だけでなくドイツ、アメリカからも研究者を招聘し、インドをひとつの焦点とする20世紀の反植民地主義運動のグローバルな展開についてさまざまな視点から再考する充実した機会となりました。
2013/11/09
父母懇談会を開催しました
当日は57世帯ものご父母の方々にご参加いただきました。
学部長、教務主任、学生主任、キャリアセンター所長からの説明の後、個別面談も行われました。
学部長、教務主任、学生主任、キャリアセンター所長からの説明の後、個別面談も行われました。
2013/11/09
国際学術シンポジウム「北に渡った言語学者・金壽卿(キム・スギョン)の再照明」を開催しました
2013年11月09日(土)、同志社大学グローバル地域文化学部は、同志社大学人文科学研究所が主催して明徳館で行われた国際学術シンポジウム「北に渡った言語学者金寿卿の再照明」を、同志社コリア研究センターとともに共催しました。カナダ、中国、韓国および日本の各地から集まった研究者によって、さまざまなな角度から金寿卿についての研究発表が行われました。特に金壽卿の実の娘・金惠英氏(トロント大)と実の息子・金泰成氏(釜山大)による特別講演「父、金壽卿」を参加者のほとんどが涙を流しながら聞き、分断がもたらした家族の離散や再会のエピソードに触れ、あらためて朝鮮半島の置かれている歴史的現実を実感させられることになりました。
2013/10/19
「模倣と創造――日本とヨーロッパにおける文化継承の現象学」京都セッションを開催しました
同志社大学グローバル地域文化学部と明治大学人文科学研究所は、2013年10月19日(土)・20日(日)に志高館にて共催イベント「模倣と創造――日本とヨーロッパにおける文化継承の現象学」京都セッションを開催しました。19日は第1部「神話と科学、あるいは、神秘主義と科学」、第2部「ディディエ・フランク教授特別講演」、 20日は第1部「(宗教)解釈学、文学および思想と翻訳行為論――ミメーシス」、第2部「ポール・リクールと解釈学――生誕100年に寄せて」をテーマに、充実した発表がおこなわれました。両日あわせて約100名の参加者があり、さまざまなテーマへの発展可能性をうかがわせるような、内容のある議論が展開されました。
2013/7/28・8/4
京田辺キャンパス(7/28)と今出川キャンパス(8/4)にて「オープンキャンパス2013」を開催しました/長倉 洋海氏 講演会・座談会 “出会いから見えてきた真のグローバル” 〜世界と触れ、伝える〜(8/4)を開催しました
当日のグローバル地域文化学部教員による模擬講義・学部紹介・個別相談には、大勢の受験生やご父兄にご参加いただきました。特に今出川キャンパスでの個別相談は、終日人が絶えることなく、順番待ちの列ができていました。
また、学部独自企画として開催した本学OBのフォトジャーナリスト長倉洋海氏の講演会・座談会には、近隣の方々の参加も多く見受けられました。写真や経験をもとに語られる地域文化の多様性についての具体的な講演内容に、熱心に耳を傾け、メモを取る聴衆の姿が印象的でした。
また、学部独自企画として開催した本学OBのフォトジャーナリスト長倉洋海氏の講演会・座談会には、近隣の方々の参加も多く見受けられました。写真や経験をもとに語られる地域文化の多様性についての具体的な講演内容に、熱心に耳を傾け、メモを取る聴衆の姿が印象的でした。



2013/7/12
「南海における桃太郎の冒険ー新渡戸稲造と芥川龍之介を中心にー」を開催しました
7月12日(金)、「人文学会」(文学部)との共催で公開講演会「南海における桃太郎の冒険ー新渡戸稲造と芥川龍之介を中心にー」を今出川キャンパスで開催しました。
講師はイリノイ大学のRobert Tierney氏。大教室がほぼ満席となり、大盛況でした。
講師はイリノイ大学のRobert Tierney氏。大教室がほぼ満席となり、大盛況でした。


2013/7/2
ドイツ人。時々、トルコ人。―ムッシン・オムルジャによるカバレット―を開催しました
多文化的な背景を持つ住民の増加によって「移民国」化する近年ドイツの現状をテーマに、トルコ系ドイツ人のカバレッティスト(スタンドアップ・コメディアン)で風刺漫画家でもあるムッシン・オムルジャ氏が、ユニークなパフォーマンスを披露しました。当日は内外より百人近くの方が参加され、政治・社会状況を風刺するヨーロッパの舞台芸能を楽しまれ、公演中・終了後にはムッシン・オムルジャ氏との活発な意見交換もなされました。




2013/6/13
キャリア形成支援講演会-国際機関で働くためには-を開催しました
6月13日(木)、外務省の佐藤雅俊氏(国際機関人事センター長)をお招きして講演会「国際機関で働くためには」を烏丸キャンパスで開催しました。
200名以上の参加があり、大盛況でした。
200名以上の参加があり、大盛況でした。


2013/6/8
孤児を支える-ドキュメンタリー映画「グランディール」上映会&講演会-を開催しました

上映会には、学生から学外の方まで、30名を超える方が来場されました。映画の舞台である孤児院の運営者による講演では、子どもと向き合う上での考え方が主なテーマとなりました。
来場者のアンケートには、映画全体に漂う静かな雰囲気が印象的であったことや、全く知らない国の子どもの姿を知ることができてよかったなど、好意的な意見が数多く寄せられました。
来場者のアンケートには、映画全体に漂う静かな雰囲気が印象的であったことや、全く知らない国の子どもの姿を知ることができてよかったなど、好意的な意見が数多く寄せられました。
2013/5/21〜5/30
清水透写真展「マヤの民との30年」を開催しました
「マヤの民との30年」写真展の会期中、200名以上の来場者を記録し、盛況のうちに写真展の幕を閉じました。写真展には、清水透氏の専門であるラテンアメリカ研究に興味を持つ方々も大勢参加していただけました。同時開催した関連講演「液状化するマヤの世界」も、一般の方だけでなく、近畿周辺のラテンアメリカ研究者の参加があり、講演後も熱心な討論が行われました。


2013/4/4
新入生歓迎会を開催しました
2013年4月4日(木)17:00~18:30、同志社大学新町キャンパスのカフェテリアにおいて、2013年度グローバル地域文化学部 新入生歓迎会を開催しました。
本学部初の入学生である1年生約180名と教員約35名が参加し、学部長や各コース主任の挨拶の後、ゲームも交えて和やか(賑やか?)に歓談しました。
大いに盛り上がり名残惜しく閉会となりましたが、各種説明会が続いたオリエンテーション期間を締めくくり、翌週からの授業に備えて英気を養うことができたと思います。
本学部初の入学生である1年生約180名と教員約35名が参加し、学部長や各コース主任の挨拶の後、ゲームも交えて和やか(賑やか?)に歓談しました。
大いに盛り上がり名残惜しく閉会となりましたが、各種説明会が続いたオリエンテーション期間を締めくくり、翌週からの授業に備えて英気を養うことができたと思います。

