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2024年度イベント報告

2024/10/31
2024/10/30
2024/10/2
2024年度第4回グローバルキャリア・トーク「留学とキャリアプラン 」を開催しました
2024/7/18
2024/6/26
2024/5/29
2024/5/25

2024年度同志社大学グローバル地域文化学会学術講演会「トランスジェンダーとして生きること」を開催しました

2024学術講演会  (107340)

2024年10月30日(水)15時から17時に志高館SK110教室にて、トランスジェンダーの当事者である三橋順子さんとかなたいむ。さんをお招きして、グローバル地域文化学部学術講演会「トランスジェンダーとして生きること」を開催しました。 


三橋順子さんとかなたいむ。さんによるトークでは、インターネットからでは容易に情報入手できない学術的な視点や、日常生活に関するプライベートな内容までもお話しいただけました。教員・研究者として活躍されている三橋順子さんと、YouTubeやSNS発信で活躍されているかなたいむ。さんという異なるフィールドから発信されている2人のおかげで、それぞれの独自の視点にも触れることができて、大変貴重な場となりました。




2024学術講演会2  (107343)

ゲストと学生5名を交えたトークセッションは、それぞれ3世代の交流ということもあって、非常に有意義で密度の濃い場となりました。 「ここ数年で感じるトランスジェンダーへの社会の理解度について」という質問に対するゲストのかなたいむ。さんの「自分は変わったが、社会は変わっていない」という発言は、学生たちにも印象的であったようです。また、最近SNSでトランスジェンダーへの誹謗中傷が見受けられる中、三橋順子さんの「SNSというのは仮想空間であり、より気にかけるべきは現実世界である」という考え方は、生活の中心にSNSを据えている学生たちに深く考えるきっかけを与えてくれるものでした。


来場者からの質問の時間には、たくさんの質問が出され、トランスジェンダーというテーマに対する熱意と関心を感じることができました。


2024年度第5回グローバルキャリア・トーク「日本国内で『グローバル』を考えるー『世界青年の船』の体験を通してー」を開催しました

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2024年10月31日(木)5限に志高館SK110教室にて、神戸大学大学院国際協力研究科修士課程在学中の岡本京子さん(2023年度GR学部卒業生)と同志社大学法学部3年次生の前田ジャスパーさんをお招きし、第5回グローバルキャリア・トークを開催しました。


岡本さんには、大学院進学という進路決定に至った経緯や、そこに影響を与えたさまざまな経験についてお話いただきました。岡本さんによれば、GR学部での学びを通して、自分の周囲にある諸問題をしっかり考えるようになったことで、世界の諸問題をより身近なものとして意識することができるようになり、難民への教育支援というテーマを大学院でもっと深く探究したいと思うようになったそうです。そして、GR学部卒業直前に参加した内閣府主催「世界青年の船」事業において、世界各国から集まった若者たちとともに日本各地を周り、地域の問題について共に考えるなかで、自分の周囲をきちんと見ることの大切さをあらためて確認できたのだそうです。


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また、2024年度の「世界青年の船」事業に参加予定の前田さんには、この事業の概要や参加者決定までのプロセスについて説明していただきました。終了後には岡本さんと前田さんを囲んでのやり取りが続きました。


2024年度第4回グローバルキャリア・トーク「留学とキャリアプラン」を開催しました

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2024年10月2日(水)4限に志高館SK110教室にて、第4回グローバルキャリアトーク「派遣留学とキャリアプラン」を開催しました。

同志社大学の派遣留学制度を利用して海外の大学に留学した後、その経験を活かして就職活動を終えたばかりの3人の4年生が登壇し、派遣留学のキャリアプランへの影響、実際の就職活動のあり方、そして就活を振り返って考えていることなどを話しました。また、司会の学生とのフリートークの時間には、海外生活中に加えて就職活動中のメンタルケアが話題となり、活発な意見交換が行われました。が行われました。

2024第4回グローバルキャリアトーク1   (106195)

「海外生活で困ったことは必ず起きてしまう。留学仲間といろんなことを話して解消しました」「就職活動が自分の思ったようにはうまくいかないのはよくあること... 先生や友達と話しながら自分自身をケアしたし、うまくいかないのは普通のことなんだと考えたら楽になりました」「自分の悲しさや辛さは何なのか、紙に書き出してみて把握すると、違った角度から自分を見ることができます」

3人の4年生の話には実際の経験に裏打ちされた説得力がありました。会場の参加者からもさまざまな質問が出て、イベント終了後も登壇者と参加者の間で活発にやり取りが続きました。

2024年度第3回グローバルキャリア・トーク「学ぼう!グローバルなキャリアプランの描き方」を開催しました

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2024年7月18日(木)4限に志高館SK110教室にて、世界銀行ワシントンD.C.本店・地理空間分析支援チームコンサルタントの立石英吾さんをお招きし、第3回グローバルキャリアトークを開催しました。

日本の大学卒業後にスウェーデンの大学院に進学し、現在博士論文を執筆しながら国際機関で働くようになるまでの過程、そしてその中で得た知見をお話しいただきました。
また、フリートークの時間には、会場から多くの質問が出され、活発な意見交換が行われました。

2024第3回グローバルキャリアトーク1  (102910)

海外の大学院に進学してそのまま生活し続けるという理想に対して、さまざまな形で直面する厳しい現実についてのお話しの他、これまでに培われた解決するべき諸問題を目の前にした心構えのあり方、あるいはGR学部のようなリベラルアーツを謳う大学の出身者として考えるディシプリンの見つけ方など、多岐にわたる事柄についてお話しは、学生たちにとって大変貴重なものとなりました。

終了後もフリートークが続き、多くの学生が立石さんに質問する様子が見られました。

2024年度第2回グローバルキャリア・トーク「企業の採用担当者の本音を聞く」を開催しました

2024第2回グローバルキャリアトーク  (102909)

2024年6月26日(水)13:30より、国際物流企業と食品輸入企業の採用担当部局の方をお招きして、第2回グローバルキャリアトーク「企業の採用担当者の本音を聞く」をオンラインで開催しました。

就職活動を控えた学生たちに対して、
・採用担当側が学生のどういう部分を見ているのか
・英語試験のスコアの高い学生が有利なのか
などの疑問についてお話しいただきました。
また、グローバル地域文化学部生に期待することという視点から、
・グローバルに働くとは何を意味するのか
についても触れてくださいました。

「成功体験談を語るのではなく何を一生懸命やったのかを語ってほしい」
「英語を学びながら何を学んだのかを伝えてほしい」
「グローバルの意味はさまざま。多様なバックグラウンドを持った人びとと働くことができることもその一つ。日本にいながらグローバルに働くことはできる。GRでの学びはそうしたコミュニケーション力の基盤となるはず」

このようなお話は就活を控えた学生たちにとって大変貴重なものとなったようです。

また、ブレイクアウトルーム機能を使って各社ごとの個別説明会も実施しました。企業の方と学生の活発なやりとりが見られました。

2024年度第1回グローバルキャリア・トーク「就活を終えたGR生の先輩から話を聴こう!」を開催しました

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2024年5月29日(水)4限に志高館SK101教室にて第1回グローバルキャリアトーク「就活を終えたGR生の先輩から話を聴こう!」を開催しました。

教室定員を大きく上回る93名の参加となりました。
グローバル地域文化学部生だけでなく、他学部の参加者もいました。また、就職活動開始を控えた3年生だけでなく、多くの1、2年生の姿もありました。一般的な就活の流れを確認した後、登壇した4人が就活の体験談を話しました。

「これまでのGRでのさまざまな学びという点と点を線として結んでいって、自分と業界のつながりを考えていく」
「一つの視点では物事を語れないグローバル時代だからこそ、一つの専門に囚われないGRのさまざまな学びは強み」
「生まれてからGR生の現在まで、自分を見つめ直して人生に主体者意識を持つことが重要」


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GRでの学びからキャリアプランを考え続けた4人の言葉には重みがありました。会場からも多くの質問が出て、活発にやり取りが行われました。また、イベント終了後も登壇者と参加者の間でやり取りが続きました。

2024年度同志社大学グローバル地域文化学会小規模講演会「ポピュリズムの視点から見たアメリカ政治」を開催しました

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 21世紀に入りグローバルな規模でポピュリズムの波が世界各地の政治を席巻しています。2016年のアメリカ合衆国大統領選挙の政治キャンペーンにおいて、ポピュリズム的な言説を繰り返していたドナルド・トランプが有力紙から本命視されていた民主党候補のヒラリー・クリントンを打ち負かしたことは衝撃的でした。2024年11月に予定されているアメリカ大統領選挙では現職のバイデン大統領に元大統領のトランプ氏が挑戦する様相が現実味を増しています。
 本小規模講演会では、アメリカ史におけるポピュリズムの伝統に焦点を当て、アメリカ政治史研究の重鎮で米国メディアでも著名なMichael Kazin教授(ジョージタウン大学)を招聘し講演会を企画しました。加えて、東京外語大学名誉教授の金井光太朗先生が独立革命期から19世紀前半のアメリカ政治の変化についてポピュリズムの視点から講演を行いました。
 第1講演者の金井名誉教授は、建国から19世紀前半に焦点を当て、ポピュリズムが具体的にいつ、どのような形で政治的抗議行動として現れたのか、その歴史的意義について包括的な報告をされました。
 第2講演者のマイケル・ケイズン教授は、ポピュリズムとは何か、という根源的な問いから説き起こし、ポピュリズムが合衆国で19世紀末から今日までどのような形態を伴って表出してきたのか、労働組合(ALF-CIO)と民主党の関係の変化、それが及ぼす現代アメリカ政治への影響について、アメリカ史研究上の重要な著作や論点をPPTで示しつつ、巧みな語り口で講演されました。
 司会者でモデレーターを務められた東京大学名誉教授の古矢旬教授は、2つの報告の骨子を集約され、ポピュリズム研究の学術的意義と可能性について言及されました。その後、フロアーからの質疑応答に入りました。様々な角度から現代アメリカの政治や政治状況について活発な質疑応答がなされ、大いに刺激的な講演会となりました。

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