'23年7月24日 更新
「グローバル・イシュー9(国際関係論)」(主に1年次生が履修)では、2023年7月21日(金)、良心館において、小泉悠先生(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)と兼原信克先生(同志社大学法学部特別客員教授・元内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長)をお迎えして、「ユーラシアの東西を俯瞰する「戦略眼」」をテーマに特別鼎談をおこないました。
「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」(岸田文雄首相)、「北朝鮮の大陸間弾道弾ミサイルは、ビリニュスはもちろん、パリ・ベルリン・ロンドンまで打撃できる実質的な脅威」(韓国の尹錫悦大統領)と言われるように、「ユーラシアの東西」の現在と将来はつながっています。
奇しくも、リトアニアの首都ビリニュスで開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会談(2023年7月11-12日)に、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの首脳はAP4(アジア太平洋パートナー)として2年連続で参加しましたが、「アジア太平洋」「インド太平洋」と「北大西洋(北アメリカ+ヨーロッパ)」の連携はますます強まっています。
本学部では、「アジア・太平洋」「アメリカ」「ヨーロッパ」の3つのコースに分かれて学んでいますが、世界はそのように都合よく「分けて分かる」ものではすでになく、かつ、さまざまなイシューがリンケージ(「経済依存の武器化」「経済安全保障」など)しています。
そうしたなか、「戦略眼」は、グローバル・イシューを分析する場合だけでなく、個々人の人生においても、欠かせません。いや、今後、不透明性やリスクがますます増し、不連続な変化が求められる「いま、ここ」を生きる学生のみなさんにとって、「戦略的思考」のトレーニングは一層切実な課題でしょう。
担当教員の浅羽祐樹教授は、「断片的な「情報(information)」ではなく、「私」「私たち」にとって重要な意思決定に資する「インテリジェンス(intelligence)」のセンスを磨いてほしい。そのためには、星々をつないで「星座」を描くこと、統合する(synthesize)こと、「視座」をそのつど変えることが重要だ。何のために「私」は生きるのか。人としてのprincipleが結局のところ、問われている」と力説しました。
「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」(岸田文雄首相)、「北朝鮮の大陸間弾道弾ミサイルは、ビリニュスはもちろん、パリ・ベルリン・ロンドンまで打撃できる実質的な脅威」(韓国の尹錫悦大統領)と言われるように、「ユーラシアの東西」の現在と将来はつながっています。
奇しくも、リトアニアの首都ビリニュスで開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会談(2023年7月11-12日)に、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの首脳はAP4(アジア太平洋パートナー)として2年連続で参加しましたが、「アジア太平洋」「インド太平洋」と「北大西洋(北アメリカ+ヨーロッパ)」の連携はますます強まっています。
本学部では、「アジア・太平洋」「アメリカ」「ヨーロッパ」の3つのコースに分かれて学んでいますが、世界はそのように都合よく「分けて分かる」ものではすでになく、かつ、さまざまなイシューがリンケージ(「経済依存の武器化」「経済安全保障」など)しています。
そうしたなか、「戦略眼」は、グローバル・イシューを分析する場合だけでなく、個々人の人生においても、欠かせません。いや、今後、不透明性やリスクがますます増し、不連続な変化が求められる「いま、ここ」を生きる学生のみなさんにとって、「戦略的思考」のトレーニングは一層切実な課題でしょう。
担当教員の浅羽祐樹教授は、「断片的な「情報(information)」ではなく、「私」「私たち」にとって重要な意思決定に資する「インテリジェンス(intelligence)」のセンスを磨いてほしい。そのためには、星々をつないで「星座」を描くこと、統合する(synthesize)こと、「視座」をそのつど変えることが重要だ。何のために「私」は生きるのか。人としてのprincipleが結局のところ、問われている」と力説しました。





「グローバル・イシュー9(国際関係論)」(主に1年次生が履修)では、2023年7月21日(金)、良心館において、小泉悠先生(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)と兼原信克先生(同志社大学法学部特別客員教授・元内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長)をお迎えして、「ユーラシアの東西を俯瞰する「戦略眼」」をテーマに特別鼎談をおこないました。
「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」(岸田文雄首相)、「北朝鮮の大陸間弾道弾ミサイルは、ビリニュスはもちろん、パリ・ベルリン・ロンドンまで打撃できる実質的な脅威」(韓国の尹錫悦大統領)と言われるように、「ユーラシアの東西」の現在と将来はつながっています。
奇しくも、リトアニアの首都ビリニュスで開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会談(2023年7月11-12日)に、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの首脳はAP4(アジア太平洋パートナー)として2年連続で参加しましたが、「アジア太平洋」「インド太平洋」と「北大西洋(北アメリカ+ヨーロッパ)」の連携はますます強まっています。
本学部では、「アジア・太平洋」「アメリカ」「ヨーロッパ」の3つのコースに分かれて学んでいますが、世界はそのように都合よく「分けて分かる」ものではすでになく、かつ、さまざまなイシューがリンケージ(「経済依存の武器化」「経済安全保障」など)しています。
そうしたなか、「戦略眼」は、グローバル・イシューを分析する場合だけでなく、個々人の人生においても、欠かせません。いや、今後、不透明性やリスクがますます増し、不連続な変化が求められる「いま、ここ」を生きる学生のみなさんにとって、「戦略的思考」のトレーニングは一層切実な課題でしょう。
担当教員の浅羽祐樹教授は、「断片的な「情報(information)」ではなく、「私」「私たち」にとって重要な意思決定に資する「インテリジェンス(intelligence)」のセンスを磨いてほしい。そのためには、星々をつないで「星座」を描くこと、統合する(synthesize)こと、「視座」をそのつど変えることが重要だ。何のために「私」は生きるのか。人としてのprincipleが結局のところ、問われている」と力説しました。
「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」(岸田文雄首相)、「北朝鮮の大陸間弾道弾ミサイルは、ビリニュスはもちろん、パリ・ベルリン・ロンドンまで打撃できる実質的な脅威」(韓国の尹錫悦大統領)と言われるように、「ユーラシアの東西」の現在と将来はつながっています。
奇しくも、リトアニアの首都ビリニュスで開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会談(2023年7月11-12日)に、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの首脳はAP4(アジア太平洋パートナー)として2年連続で参加しましたが、「アジア太平洋」「インド太平洋」と「北大西洋(北アメリカ+ヨーロッパ)」の連携はますます強まっています。
本学部では、「アジア・太平洋」「アメリカ」「ヨーロッパ」の3つのコースに分かれて学んでいますが、世界はそのように都合よく「分けて分かる」ものではすでになく、かつ、さまざまなイシューがリンケージ(「経済依存の武器化」「経済安全保障」など)しています。
そうしたなか、「戦略眼」は、グローバル・イシューを分析する場合だけでなく、個々人の人生においても、欠かせません。いや、今後、不透明性やリスクがますます増し、不連続な変化が求められる「いま、ここ」を生きる学生のみなさんにとって、「戦略的思考」のトレーニングは一層切実な課題でしょう。
担当教員の浅羽祐樹教授は、「断片的な「情報(information)」ではなく、「私」「私たち」にとって重要な意思決定に資する「インテリジェンス(intelligence)」のセンスを磨いてほしい。そのためには、星々をつないで「星座」を描くこと、統合する(synthesize)こと、「視座」をそのつど変えることが重要だ。何のために「私」は生きるのか。人としてのprincipleが結局のところ、問われている」と力説しました。