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アメリカコース 教員

Susanna PAVLOSKA(スザンナ パヴロスカ)

職名 准教授
研究者情報 研究者データベース

学生へのメッセージ

アメリカで育った私は、「アメリカ流」が世界のスタンダードだと考えるようになりました。もちろん、どの若者もある程度、自分の国や物事のやり方についてそう考えるようになりますが。大学のリベラルアーツプログラムは伝統的に、こうした考えを覆し、根本的に異なる考え方に触れさせるための場所でした。本学科のユニークな点は、異なる視点をひとつだけでなく、たくさん取り入れたカリキュラムを組んでいることです。この学科で学ぶと、さまざまな国際的背景を持つ教員や学生の意見を比較検討することができます。このような経験は、グローバル化した世界で生きていくための、そして活躍するための、真の準備になると思います。

プロフィール(経歴、趣味、等)

プリンストン大学でアメリカ文学の博士号を取得しました。当時、学生は何を読むべきか、何が「アメリカ」文学なのかという議論の圧力により、この分野は急速に変容しつつありました。その後、大阪女子大学と同志社大学で教鞭をとり、好評を博しました。
2007年、パリに滞在し、国立図書館でガートルード・スタインのフランスにおける受容について研究しました。
2010年度から2012年度まで、本学国際連携推進機構国際センターの副所長を務め ました。
Kyoto Journal: Perspectives from Asiaの副編集長も務めています。

研究内容

私の研究テーマは、芸術と言語が人々を新しい表現と想像の世界へと導く可能性に主に焦点を当てています。文学的原始主義、ジェンダー、英語教育、語彙習得、言語教室における文学の利用、そして最近では、内容言語包括学習(CLIL)というテーマで論文や本を発表しています。

主要業績

  • Modern Primitives: Race and Language in Gertrude Stein, Ernest Hemingway, and Zora Neale Hurston. London: Routledge, 2000.
  • "Towards the Use of Monolingual English Dictionaries: Building a Knowledge of Defining Vocabulary" (with Shimpei Matsui, Tae Okada, and Kenji Ishihara)「言語文化」 第4巻第1号83-112(同志社大学言語文化会)2004.
  • “Tokyo’s First Female Governor Breaks the Steel Ceiling.” In Beyond the Gender Gap in Japan. Michigan Monograph Series in Japanese Studies. Gill Steel, ed. U of Michigan Press, 2019.
  • “Kyoto University’s Yoshida Dormitory: A Symbol of Inter-Generational Conflict, Fighting for its Life.” Kyoto Journal 97 (Spring 2020): 72-79.
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