アメリカコース

アメリカコース 宇佐見 耕一 教授

21世紀のアメリカ大陸を「発見」する。

 本学部では、「アメリカ」を南北アメリカ大陸およびその周辺島嶼地域を含む「アメリカス(The Americas)」ととらえます。
 大航海時代を経て、世界は地球規模の市場へと統合されました。カリブ海の砂糖、アメリカ大陸原産のジャガイモやトマトなどは世界の食文化を大きく変え、金銀の大量生産はグローバル規模の貨幣経済を発展させました。また近代以降、アメリカ合衆国は、政治・経済・軍事面だけでなく、音楽・ファッションなどの分野でも、グローバルな規模で影響力を持つようになっています。メキシコ系移住者をはじめ、移民を抜きにして現在のアメリカは語れません。また、かつて日本が移民として向かったブラジルなどの南米の国々も、経済のみならず文化の面でも存在感を増しています。
 本コースでは、歴史、人種や民族、ジェンダー、大衆文化、国際政治などについて学びつつ、「アメリカス」を地域内の多様性と他地域との関係から考察します。現在の社会問題や文化現象について、様々な角度から考えたい方を歓迎します。
アメリカコース写真(ニカラグア)
アメリカコース写真(NY)

Student’s voice

アメリカコース 2017年度生 髙橋 詩織さん

アメリカコース_髙橋詩織さん

本学部で、知的探求心を

 私は、高校時代からラテンアメリカ諸国・地域に興味を持っていました。それらの地域研究と、更にスペイン語、英語の両立ができる、本学部アメリカコースに入学しました。
 入学後は、本学部で興味のある講義を受講するだけでなく、海外に留学して自分の関心のある分野を追求することができます。私は、派遣留学制度を通してイギリスの大学で学び、異文化に触れるだけでなく、ラテンアメリカについての授業を受講し、多角的な物事の見方を身に付けました。またスペインへの短期留学で、語学や文化を吸収する機会も得ました。本学部の特性は、自分の関心のある学問を、好きなだけ深めることができ、主体性や考える力が身に付くところです。ゼミは少人数制で手厚い指導もあり、4年間の学びをスペイン語の卒業論文として修めることができました。
 これらの経験を生かし、将来はグローバル社会に順応し、新たなフィールドにも挑戦していきたいと思います。

アメリカコース 2017年度生 楠本 理久さん

楠本理久
刺激的な環境で、より高みを目指して
 私は英語をコミュニケーションツールとしてだけでなく情報の収集や発信を行うツールとしても運用したいと考え、英語でアメリカの歴史や文化に関して学べる講義が多く用意されているグローバル地域文化学部アメリカコースを選びました。
 入学後の学びの中で特に印象に残っているのは2年次生の時に参加した派遣留学プログラムです。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に通い、英語で学問を修めることの大変さを肌で感じました。しかし、留学前にグローバル地域文化学部での学びの中で培った論理力や情報収集力は世界中から集ったレベルの高い学生たちと机を並べ、議論を重ねる上でも大きく役立ちました。
 今年の夏からは同志社新島スカラー奨学生としてアメリカのアーモスト大学へ編入します。この学部で良い刺激を与え合い、切磋琢磨できる学友に出会えたことに感謝しながら次のステップでも頑張りたいと思います。

卒業生の声

アメリカコース 2021年卒業 赤羽 春香さん

アメリカコース_赤羽春香さん

複雑な問題に向き合い続ける

 卒業後は環境学系の大学院に進学します。グローバル地域文化学部では、主にアメリカ地域の歴史等を学びながら、現代社会における問題とその背景の複雑さを知り、批判的思考力や多角的視点の必要性を強く感じました。また、それらを派遣留学や卒業論文執筆等を通じて養うことができました。進学後は、我々の社会と環境との在り方を模索するため、新たに自然科学分野の視点を取り入れつつ、地球規模の環境問題の社会的側面に着目して学びを深めたいと考えています。

アメリカコース 2018年卒業 奥村 真衣さん

奥村真衣さん

コンフォートゾーンを超えて

 現在、米国の留学コーディネート会社に勤務し、世界中の異なる常識と出会い視野の広がる毎日を過ごしています。在学中の一年間のインターンシップや南カリフォルニア大学で学んだ大きな経験は、今へ繋がっています。卒論執筆を通じ、メディア学や女性学についても学びました。一歩踏み入った視点から物事を捉える姿勢は、常に自分の意見を求められる米国で役立っています。GR学部は、様々な分野を幅広く学ぶとともに、特に興味のある分野を掘り下げることのできる学部です。この強みを活かし、世界を舞台に挑戦を続ける卒業生が誕生してほしい、私もその一員として活躍していきたいと考えています。

卒業論文テーマ